動体計測研究会:ARIDA

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■動体計測研究会のご紹介
イメージセンシングは、静止被写体は言うまでもなく移動被写体をも視野に入れ、その位置、形状を高精度かつリアルタイムに計測、 記録し、さらにこれらリアル・ワールドにおいて取得された空間データーをデータベース化し、現実感豊かに仮想空間上に再現し、 インターラクティブなVisual analysis, Visual simulationを通して意味ある情報を提供する学問分野として、 工業計測などのマシンビジョンを始め、ロボットビジョン、スポーツ、医学など色々の分野から、その実用化が期待されているものの、 その実用化のためには標定の自動化、精度、画像処理の高速化など解決されなければならない課題も多い。

イメージセンシングの実用化を図るためには従来の枠を越えて、各種研究所、大学、企業等の諸機関が 一体となった学際的な研究活動が必要となる。動体計測研究会はこのような背景から、デジタル画像、リアルタイム計測、 ダイナミック解析などをキーワードとし幅広い分野におけるイメージセンシングの実用化に関する研究を行うことを目的として 平成6年5月にスタートしました。

会員には東京大学を始めとする大学研究者、民間研究所、メーカー、建設・コンサルタント会社等の企業人等多彩な人材が集っています。 また海外特別会員に、Prof. Armin Gruen (ETH,スイス), Prof.Clive Fraser (Melbourne Univ.オーストラリア), Prof.Jean Agnard (Laval Univ. カナダ)、国内特別会員に村井俊治教授(東京大学生産研究所)を迎え、国際的にも活動を展開している。

2カ月毎に行われる研究会では会員からの話題提供等を通してイメージセンシングに関する開発、研究を進め、またニュースレターの発行、 ワークショップの開催等も行っています。

■動体計測研究会の研究分野
本研究会は大きく次の7分野で構成されています。
 1)センサーおよび記録系
 2)画像処理系
 3)自動計測系
 4)GPS系
 5)動作解析系
 6)特殊計測機器系
 7)ハード/ソフト系

■動体計測研究会のテーマ
現在の主なテーマは動体計測、すなわち
 1)センサーは固定でターゲットが移動
 2)ターゲットが固定でセンサーが移動
 3)両方の場合に対するリアルタイム計測です。