第1回 文化遺産のデジタルドキュメンテーションと利活用に関するワークショップ
2007年 9月07日 東京大学 生産技術研究所
コンピュータやインターネットを中心に、情報通信技術の発展と普及が進み、豊かなデジタル情報を誰でも利用することができるようになってきました。
また、レーザ計測やデジタル写真測量などの計測技術も急速な進歩を続けています。
文化遺産の修復、保存や考古学、歴史学、建築学などの分野においても、これら新しい技術を利用した文化遺産のデジタルな記録・保存(デジタルドキュメンテーション)と、新しい表現技術(ビジュアライゼーション)による利活用、公開の重要性に対する認識が高まっています。
今日ほど日本国内における関連諸分野の連携が求められる時は無いと言っても過言ではないでしょう。
本ワークショップは、このような諸分野の連携の増強をめざして、文化遺産のデジタルドキュメンテーションとその利活用に関わる研究者、実務者、行政担当者らの情報交換と交流の場を提供しようとするものです。
また、本ワークショップは、2009年に京都で開催される国際会議CIPA* に向けて、国内の関係者の連携を発展させようとするものであり、本ワークショップ後も継続して開催し、さらに拡大していく予定です。
本ワークショップの主旨をご理解いただき、関連諸分野の多数の方々がご参加いただけますようお願い申し上げます。
CIPA (International Committee for Architectural Photogrammetry、http://cipa.icomos.org/)は、
ICOMOS (International Council on Monuments and Sites)の国際委員会のひとつであり、ISPRS
(International Society for Photogrammetry and Remote Sensing)と共同で1968年に設立された。CIPA
は、最新の計測技術および表現(ビジュアライゼーション)技術の導入と普及による、文化遺産のドキ
ュメンテーションと利活用の手法の改善をめざした諸活動を推進している。2年に1度、国際的な学術
成果の発表を含む総会が開催され、2007年はアテネ、2009年は京都における開催が決定している。
PDF版はこちらから.
開催日程
2007年 9月 07日(金)
開催場所
東京大学生産技術研究所・A棟コンベンションホール(駒場リサーチキャンパス)
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
地下鉄千代田線「代々木上原駅」下車徒歩10分 小田急線「東北沢駅」下車徒歩5分 井の頭線「駒場東大前」下車徒歩4分
地図はこちらから
参加費無料
プログラム
こちらのページにご用意しております.
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